乳酸菌nanoECF(R)
殺菌乳酸菌への期待
乳酸菌nanoECF(R)は、ヒト由来Enterococcus faecalis(エンテロコッカス・フェカリス)の加熱乳酸菌素材。
フェカリス菌の加熱菌体は、安全性、および機能性について30年以上の研究の歴史があります。
乳酸菌nanoECF(R)は長年の研究成果をベースに、最先端のメカニズム研究、活性研究を踏まえた独自の製造方法によって製造されています。
栄養素と同じように腸管(主に小腸のパイエル板)から体内へ取り込まれ、免疫系を介して様々な機能性を発揮することが報告されています[1]。
免疫系を介した機能性では、腸内細菌叢(フローラ)改善[2][3]、便通改善[4]など、多くを確認しています。
[2] Microb. Ecol. Health Dis., 16(4), 188-194(2004)
[3] Jpn. Pharmacol. Ther., 44(12), 1821-1830(2016)
[4] Microb. Ecol. Health Dis., 17(2), 107-113(2005)
未病を改善する乳酸菌
乳酸菌nanoECF(R)は、ヒトでの内臓脂肪の低減や抗炎症効果など、生活習慣病に対する機能性が報告されています。
40~50代でBMIが25以上の健常な男性10名に対する試験では、nanoECF(R)200mg/日、12週間毎日摂取によって内臓脂肪量が低下傾向を示し、腸内細菌叢にも変化がもたらされました。
優れた加工特性
あらかじめ殺菌されているため、様々な優位性があります。
製造時のユーザビリティ
殺菌体のためコンタミネーションの心配はありません。食品工場を選ばずお使いいただけます。
高い耐熱性
加熱などの加工を施しても活性は失われません。試験では160℃、30分以下の加熱で活性(当社規格)を確認しています。
菌体が小さい
Enterococcus faecalisは菌体サイズが小さいため生体利用に適しています。
1gあたり乳酸菌が5兆個以上(検鏡計数法)
少量で多くの乳酸菌を摂取することができ、高いコストパフォーマンスを発揮します。